手鑑3

扇面・団扇

(藤井)高尚 扇面(和歌?狂歌?)

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-20-4秋山のふかきあはれを人とはばもみちに残るあり明のつき        花押(高尚)
短冊

高尚・幸文・広海 狂歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-20-1、3-20-2、3-20-3 水のほとりに竹あり象のゐたる所水にすむ象はきしなるくれ竹のちとせをわかき世にそ見るらむ  高尚 九月十三夜ひとひととうかれあるきてひとりみハくまなきかひもなからま...
書簡

宛名・差出人共になし 内容から宇治右衛門宛て・藤井高尚書簡と判断

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-19-1無存懸貴書至(到)来拝見先々久御様子も承不申候処御健ニ而御文事盛之御事欣躍不少候然ル処老拙痰咳ニ而不快且当方祭礼前後其他役事心配之事共競御?行届兼候条御免可被下候一藤垣内も老衰故於右も御著述もの御相...
書き物

中島棕隠五言絶句書き物

以下の翻刻・訓読・現代語訳は徳田武氏のご教示による。撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-18-2咏蟹物以難枉性 枉性必傷情我代渠儂道 横行即直行 己丑五月 六々園主人嘱       棕隠題訓読蟹を咏ず物は以て 性をま枉げ難く性を枉げれば 必ず...
扇面・団扇

中島棕隠五言絶句扇面

以下の翻刻・訓読・現代語訳は徳田武氏のご教示による。撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-18-1風収雪逾密酒店一燈明漁父来沽酒凍蓑猶有聲 棕隠題訓読風収りて 雪逾いよいよ密なり酒店 一燈明るし漁父 来りて酒を沽かふ凍とう蓑さ 猶ほ聲有り 棕隠...
書簡

宇治右衛門宛て中島文吉(棕隠)書簡

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-17-1当時変宅西洞院丸太町上ル町西側ロジニ居申候九月朔日出之御状同八日相達拝見仕候如示秋冷相催御節弥御安類奉賀候然は先頃十丈より御頼之事又々此度委細被?御遣?手前仕候御??出申候乃口上書にて相わかり申候則...
扇面・団扇

(七代目)市川團十郎 歌川画似顔絵と六樹園賛

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-16-2   歌川画人言荒事外無類江戸市川團十郎   六樹園語注・気付き〇市川団十郎家は江戸荒事の祖と言われ、代々この絵のように大きい目玉を売り物にしている。賛は「荒事は外に類無し 江戸市川團十郎」とでも読...
書簡

六々園宛て五老書簡

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-16-1御多福奉賀候類焼御訪被下金百匹御授被下忝御掛心奉謝候猿蟹ハ江戸にて梅明方ニて集候所火災ニてみな焼失とのこときのとく奉存候去年中序文これハ届不申候やせんさく可被下候此度の火災すきやかし??みな焼失仕候...
摺りもの

紅毛来船 駱駝 ハルシア(ペルシア?)国産 来航 文政四年(1821) 広告

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-15-3紅毛来船 駱駝 ハルシア国産右文政?辛巳六月阿蘭陀人持渡カメエル二疋(以下略)語注・気付き*「中山道を通った駱駝」(岐阜大学地域科学部地域資料・情報センター作成)参照 他各種記録有り
短冊

(平田)篤胤 和歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-15-2おもふ旨ありていへのはしらにかきつけゝる花鳥を吾も哀と見てはあれとあはれと歌ふいと無りけり 篤胤語注・気付き〇平田篤胤 安永五年~天保十四年(1776-1843) 江戸後期の国学者、神道家、思想家、...