手鑑1

錦絵

武者錦絵(五渡亭国貞画の下に三升の朱印)

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-28-3 船の屋網人大江戸や朝鮮まてもひくものハ春のかすミに三升連中 塵外楼清澄親方の目を賞翫と申すへしミますは江戸の花さくら鯛 五渡亭国貞画気づき○二首とも市川團十郎賛歌。鎧を着た武者が五人 先頭が市川團...
短冊

狂歌短冊 署名なし

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-28-2折鶴の折々ゑ(?)か鳴して飛立ほとに恋しくそおもふ(署名無し)
書簡

六々園宛て狂蝶子文丸書簡 寅すり本・御すり物(?)を送った 春興帖に多数出詠してくれたことに対する謝意(右大尽・猿人大人へもよろしく) 五側月次狂歌会休会について 雅言集覧大平の序文斡旋してくれたことに対する謝意 お礼のこと

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-28-1新年嘉儀千里同風申納候先以御全家様御揃御社中諸君御一同御壮健ニ被成御超歳候御事無此上珎重之至奉存候爰元六樹園ぬし家内初社中皆々小子とも迄無異儀加年仕候乍憚御安慮可被成候 但旧臘より引つゝき春来も や...
摺りもの

阿波六々園の狂歌 十五ゝで入集 画・北渓 摺りもの1-27-4の春興帳に応募した狂歌か?

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-27-5  郡内 多庫糸女十五ゝうら富士の着たる霞はさなからに郡内しまのかすりにそひく  阿波/六々園十五ゝ源氏なる若菜つむ頃鞠よりも風にくるへるから猫柳十五ゝ春の野に若菜をつめハ雪消にてわか衣手もおひたし...
摺りもの

春興帖・狂歌募集広告

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-27-4乙亥 春興帖六樹園撰戌ノ十一月廿八日 集亥ノ正月十三日 集冊六樹園読初の席ニテ呈上集所(略)右ハ御一人御もち哥にても思召次第数多玉詠御恵投被下その内にて六樹園のえらひにて御一首到来順に出板仕候○これ...
摺りもの

霊岸島(六樹園の住居がある所)の立春を詠じた五言絶句

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-27-3打向銕炮州 近来新玉春 入船誰荷主 年招恵方神 右霊岸島立春     六樹園語注*六樹園が霊岸島に隠居所を新築したのは文化三年1819。鉄炮州はその対岸になる。
摺りもの

梅を題とする狂歌七首

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-27-2ゆたかなる袂にとめし万歳のうらやまれぬる門の梅かゝ夜あるきをりんきのつまもにくさうにたゝミなつけそ梅かゝの袖枝をりしあたはわすれてうつり香を恩にきせたるうめの花笠はひわたるわれよりさきへかよひしかふ...
書簡

雲多楼宛て六樹園書簡 別啓とあるので本状があるはずだがここには貼られていない あるいは摺りもの1-27-4(春興帳)と同時に送られてきたものか

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-27-1別啓此春興帳の事(*)六々御連中御もれなく御出詠被下度奉希候これハ文丸と申者のために連中力をいれせはいたし遣し候??有之候へハ御歌ハなにゝても春の哥御投(授?)被下くれくれ諸君へ此こと御たのみ可申候...
書き物

六根園春根の長歌と反歌 「鉗狂人」という本居宣長の書物に感化されたかなり国粋主義的内容

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-26-2大君の宮敷ませるつき嶺経(?)山城ノ国ハ国からと山川清ミもろ人の心も宮備真玉つくをちの草葉もこちこちの磐根木立もこととハす安けき御代を火瓮のこと光れる神か五月蠅なすおとなふ神かくなたふれ醜の定幹大君...
書簡

花たりの君宛て春根書簡

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-26-1さいつころハまうて給ハりいと嬉しくこそ其をりからかし給ハりし鉗狂人衝口発の二書見侍るにめさむるはかりおもしろき事になむ姓氏録の中の文字の脱漏をくハしく考へし論らひ又から国の代々の歴史ともあまた是かれ...