手鑑2

書簡

遠藤宇治右衛門宛て本居左衛士・清島書簡 雅言集覧の序文の件 六樹園に関する質問

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-13-3三月五日之御状同廿日比相届辱拝読致候愈御清安被成御入候由奉幸甚存候拙家無異居申候乍慮外御放念被下候一此度御見せの雅言集覧校合すり初のかた一見いたし候処集ふり至極宜敷相見え申候夫ニ付御頼之通右序文いた...
書簡

春足あて雅望の書簡 花の狂歌大会 雅言集覧イカ篇当年中出板予定 雅言集覧序文本居大平へ依頼の件よろしく頼む 春足の序文も欲しい 占正とは交際してくれるな

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-12-3両度之貴翰拝誦仕候薄寒(?)御壮健御由奉察居候然は花の狂哥大会はなはなしく御執行之趣委敷承り実ニこまらひ飛セ御地ニたゝよひ候心地仕り候嘸々御連中方御心配り共奉察候番付一枚被遣拝見見事ニ出来仕り候併追...
書簡

六々園宛て六樹園書簡 花詠草飛脚便にて到着 金一円受領 雅雄が逗留していることへの謝辞等

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-12-2御書拝閲御平安御座候之趣不堪雀躍候然は先ニ被仰聞候花詠藻此節飛脚便ニ被遣一昨日相届候て早々披見御いそきと奉存候故とりあへす御墨奉返上候付而金一円御授被下誠ニ過当之至痛入奉存候撮影:四国大学 / 分類...
書簡

六々園宛て五老書簡 忠臣蔵御出題 注文のすり物二月初旬届けた 花四評おもしろい 東夷庵は信義をわきまえない悪徒 盛砂は大正直者 五色素麺の礼等

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-11-1尚々篇額別ニ二枚したゝめ候いつれニても御えらみの上御用仕候??御つたへ可申候二月十四日之貴書此節到着捧読いたし候御強健愛度奉存候忠臣蔵御出題をかしくおほへ候正月中被仰越御すり物すく申付候而二月初旬御...
扇面・団扇

六樹園狂歌・酒井抱一画 扇面

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-10-2百人によみのこされしうくひすの楚辞にいらさる梅にきてなく    六樹園気づき○百人一首には詠まれなかった鶯が、屈原の「楚辞」には歌われなかった梅に止まって鳴いているの意か。(百人一首・楚辞の両方とも...
書き物

蜀山人 狂歌

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-10-1てる月のかゝミをぬいて樽まくら雪もこんこん花もさけさけ   蜀山人気づき○満月は鏡に例えられる。鏡とくれば酒飲みには月よりも鏡開き(「鏡を抜く」という)。雪もこんこん降れ、花も咲け咲け。(酒のコンコ...
書簡

六々園宛て五老書簡 しれもの物語拾遺返上 雅言集覧よたれの部彫刻出来 雅言集覧代金受納

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-9-2拝誦秋冷御強健奉賀候しれもの物語拾遺前達而御返し申上候着仕候事と奉存候雅言集覧よたれの部百丁ほと刻出来仕候集覧代料拾六匁五分之所へ金壱分と小二朱被遣受取申候折節用事繁多いたし申上候以上        ...
書簡

雲多楼宛て六樹園書簡 梅之詠草 春足社中が占正へ依頼した摺りもの延引の詫び 占正への不信 春足社中の企画「狂歌角力番付」作成 春足が狂歌名の改名相談等

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-9-1尚々已来御すり物等之御企も候ハゝ清澄方ゟ小子方へ被仰聞可然候かやうニ延引になり候やうにハいたすましき事に候 以上御手書拝誦仕候追日暖気相催候御万福察居仕候誠に春中は貴恙しはらく御籠居之よし心ならす奉存...
書簡

雲多楼宛て雅望書簡 大田南畝著作を届けたこと 雅言集覧校合増補のため多忙

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-8-2尓来は存外御無音打過候向暑御安康御座候奉大慶(?)候扨々日々こゝろいそかしく罷在御伺も不仕背本意事ニ有之候兼而被仰聞候南畝著作の品書肆へ申つけ置候所段々延引此節持参仕候間先御届申上候此外ニ狂詩之本一二...
書簡

雲多楼宛て五老書簡 春足及び春足社中から謝金

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-8-1九月十日之貴書本月十一日到着拝誦いたし候寒気之節御万福大慶仕候御連中御詠草被遣一覧奉返上候扨々御上手の御方々御座候而驚入候事ニ御座候御社中ゟ 方金二片貴君より 方金一片右御授被成下奉謝候可然御礼御通達...