扇面・団扇

六樹園狂歌・酒井抱一画 扇面

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-10-2百人によみのこされしうくひすの楚辞にいらさる梅にきてなく    六樹園気づき○百人一首には詠まれなかった鶯が、屈原の「楚辞」には歌われなかった梅に止まって鳴いているの意か。(百人一首・楚辞の両方とも...
書き物

蜀山人 狂歌

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-10-1てる月のかゝミをぬいて樽まくら雪もこんこん花もさけさけ   蜀山人気づき○満月は鏡に例えられる。鏡とくれば酒飲みには月よりも鏡開き(「鏡を抜く」という)。雪もこんこん降れ、花も咲け咲け。(酒のコンコ...
書簡

六々園宛て五老書簡 しれもの物語拾遺返上 雅言集覧よたれの部彫刻出来 雅言集覧代金受納

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-9-2拝誦秋冷御強健奉賀候しれもの物語拾遺前達而御返し申上候着仕候事と奉存候雅言集覧よたれの部百丁ほと刻出来仕候集覧代料拾六匁五分之所へ金壱分と小二朱被遣受取申候折節用事繁多いたし申上候以上        ...
書簡

雲多楼宛て六樹園書簡 梅之詠草 春足社中が占正へ依頼した摺りもの延引の詫び 占正への不信 春足社中の企画「狂歌角力番付」作成 春足が狂歌名の改名相談等

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-9-1尚々已来御すり物等之御企も候ハゝ清澄方ゟ小子方へ被仰聞可然候かやうニ延引になり候やうにハいたすましき事に候 以上御手書拝誦仕候追日暖気相催候御万福察居仕候誠に春中は貴恙しはらく御籠居之よし心ならす奉存...
書簡

雲多楼宛て雅望書簡 大田南畝著作を届けたこと 雅言集覧校合増補のため多忙

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-8-2尓来は存外御無音打過候向暑御安康御座候奉大慶(?)候扨々日々こゝろいそかしく罷在御伺も不仕背本意事ニ有之候兼而被仰聞候南畝著作の品書肆へ申つけ置候所段々延引此節持参仕候間先御届申上候此外ニ狂詩之本一二...
書簡

雲多楼宛て五老書簡 春足及び春足社中から謝金

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-8-1九月十日之貴書本月十一日到着拝誦いたし候寒気之節御万福大慶仕候御連中御詠草被遣一覧奉返上候扨々御上手の御方々御座候而驚入候事ニ御座候御社中ゟ 方金二片貴君より 方金一片右御授被成下奉謝候可然御礼御通達...
書簡

六々園宛て雅望書簡 蜀山人病臥中だが「かげま画帖」書かせた 唐紙は来月

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-7-3蜀山人ふしをり候まゝしたゝめ物出来不申  かげま  画帳右寝なから無理にしたゝめさせ候唐紙を来月と申事ニて候已上六々園様        五老 鵬齋書此者ニ御遣可申候(可被下候?)語注*かげま画帖 不明...
書簡

雲多楼宛て雅望書簡 額奉納摺りもの板行依頼承知

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-7-2御尊書被下拝読仕候弥御壮健ニ御座候趣大慶仕候両奉?之額面すり物ニ出来候由ニて豚児方へ委細被仰聞早速板木師へ申附候様ニ私よりも申聞ケ候いつれ摺共出来候上例之八丁堀まで差出可申候扨々彼是紛?ニて御無着のミ...
書簡

雲多楼宛て雅望書簡 狂歌月並題について 用語「さふらう」についての質問への答え

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-7-1霜月朔日出之貴翰両三日已前到着拝誦仕候先々烈寒之砌御万福?????奉存候〇梅の題のちらし占正より御地へさし出し候由御連中方御出詠希事ニ候〇金子入一封占正へ早々相届候〇来年月並題いまた板行出来不仕候画賛...
書冊(版本・狂歌集・自筆稿本等)

『吾嬬日記』と題する遠藤春足旅日記(序文・大江広海、石川雅望)

撮影:徳島県立文書館 / 画像:P2020003文政七年 東日記遠藤春足が阿波から江戸へ行く道中を記した旅日記。遠藤家は藍商を営んでおり、江戸にも店を置いていたが、春足は三、四年に一度様子を見に江戸に出向いていたとのこと。今回の吾嬬あづま日...