書簡

六々園宛て五老書簡 正月十日付け書簡で春里判者披露について春足に問い合わせていたことに対する返答催促 塵外楼清澄病臥のため大よわり

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-33-2秋暑甚敷御座候御多福奉賀候御詠藻御返し申上候それそれ御わたし可被下候先達而申上候判者之事如何承度奉存候春里君なとハ如何清澄事重病にて前月ゟ臥辱扨々困入候事ニて候それ故老人大つかれ万々後便申上候 謹言...
書簡

六々園宛て五老書簡 一曲亭江戸下向 言付け物多々あり 雅言集覧四巻送った 狂歌百人一首十部送った 清澄画賛扇面二本一曲亭へ預けた 針業詠草とくさし立て紙扇面は一曲亭へ預けた 水滸後ほど送る 南畝・清池死去

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-33-1 一曲亭君御帰国ニ付 御伺申上候御安康御由 大慶仕候扨種々被仰聞候 趣逐一一曲亭君へ申上候 御聞可被下候一雅言四の巻先達而御さし立候一百人一首此度十部上候 一部代銀四匁ツゝ也一扇面二本清澄画賛一 曲...
書簡

六々園宛て五老書簡 五十人一首・月並共到着 春足の原稿披閲返上 例年正月十五日新年の初会 春足からは今まで出詠がないので来春から御出詠ありたし

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-32-2御安泰御由愛度奉存候五十人一首月並共それそれへ相届候御草稿披閲奉返上候此節七八ケ所の点とり雅言集覧校合種々のとりこみにて候へハ後よりもひかことも可有候よくよく御取捨可被成候例年正月十五日発会とて大か...
書簡

六々園宛て五老書簡 年始御祝儀金百疋受納 新居壁上狂歌師画像の事 一曲亭江戸下向雅望宅訪問 賀茂季鷹来訪狂歌応答 雅言集覧当年中一篇出したい

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-32-1すりもの少々入御覧候〇雅雄事此節私方食客ニて日毎ニ御噂のミ申出候正月十五日之貴翰今朝着拝読仕候御安康奉賀候為年始御祝義金百匹御授被下御厚意之?奉謝候〇新居壁上画像之事此節京師より下り居候土佐派絵師千...
扇面・団扇

雲錦(賀茂季鷹) 扇面

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-31-2とのように高ういふても三国に直切手のない山はふし    の峯    雲錦陳人      戯作語注*雲錦 賀茂季鷹の別号(参考)気づき○直切手(ねぎりて) どのように高くふっかけても値切る人ハだれもい...
書簡

六々園宛て五老書簡 草堂新築・新築記念の一会のご協力よろしく 狂哥人小伝御趣向おもしろい 本居大平より雅言集覧三部追加注文すぐ送った 今眼病を病んでいるため返事ができない 賀茂季鷹江戸下向雅望宅訪問など

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-31-1秋暑殊之外凌かね候御万福察居仕候老夫無事罷在候御安慮可被下候扨かねて申上候艸堂新造之事追々出来当七月中ニハのこらす職人も引キ候事と被存候かさねて御下向候はゝ御出店よりハ拙宅ニ御止宿可被成候くれくれ御...
六々漫談

上野公園の蜀山人碑について

抜六 この前、『大吉原展』に行ったついでに上野公園の蜀山人碑を見てきたんです。遠藤 へぇ、上野公園に蜀山人の碑なんてあったんですね。抜六 上野広小路の方から上野公園に入ったすぐ左の隅にあります。蛙の噴水・西郷さんのすぐ近くですね。一めんの花...
扇面・団扇

扇面 鵬齋老人書 七言絶句

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-30-4未解読気づき○書簡2-30-1に出てくる亀田鵬斎に依頼した書き物と思われる。七言絶句。最後を「辛巳春三月 鵬齋老人書」と読むなら文政四年に相当するが、書簡2-30-1で春足が江戸下向したのは文政七年...
書簡

六々園宛て五老書簡 夕食への招待状

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-30-3今夕茶飯申付候間只今より御来臨可被下候病中閑寂困り入候早々御?駕奉待候以上十日六々園様    五老気づき○本書簡と書簡2-30-2は春足江戸滞在中、雅望からの連絡の書簡だろう。本書簡では夕食へのご招...
書簡

六々園宛て五老書簡 他所からもらったものをお見せする 来話を待つ

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-30-2今朝は御?ニ被存候然は此品外より到来致候間些少なから入貴覧候何も御来話奉致(待?)候以上十四日六々園大人     五老*本書簡と書簡2-30-3は春足江戸滞在中、雅望からの連絡の書簡だろう。