書き物

きくを・茂雅 狂歌書き物

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-4-2 あみの浦なる くしら崎といへる 所に人々とあそひ けるとき       きくを波のうへに霞ハはれて八十嶋の松の色さへあらはれにけり       茂雅はりまのやひゝきのなたに真帆かけてとわたる舟の行衛...
書き物

本居清島筆 光格天皇新御所への行幸見物記

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-4-1掛まくもいともかしこき天皇の天つ日嗣の高御座を高ひかる太子に譲り賜ひ授け給ふとのらし給ふ大御命のまにまに後桜町院の大野(座?)ましゝ御殿を又さらにおほたくみともつかへまつりていや高にいや広に仕へまつれ...
書き物

「雅望が二条家より宗匠号を授与されたという書き物」に添えられた書き物 折烏帽子・帥干・葛袴の着用を許すというもの

折烏帽子帥  干       色目           桔梗葛袴         色目           浅黄右風流会席當座之節可着之其余猥着用之義可有時宜事依 台命許可如件       大村監物 文政十一歳戊子五月      二条殿家司...
書き物

雅望が二条家より宗匠号を授与されたという書き物

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-3-1          六樹園所諷詠之俳諧歌者不学而以自則千家流之舊式矣可謂天然之奇才也感賞有余因推授宗匠号益駆徒弟以宜復古是道者台命如件依而執達如件        二条殿家司         藤木越後守...
書き物

雅望の宗匠号拝受を祝う春足の狂歌

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-2-4 わか師の君こたひ 左のおほいまうち君より 御歌給はり宗匠の号を さへゆるされ給ひぬるよし つたへきゝはへりておほかたのにほひ なりせは雲井まて いかゝしられむ あいまねる梅      六々園春足
摺りもの

二条家から宗匠号を授与されたことについて披露并祝宴案内

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-2-3 こたひおもう給へかけすひたりのおほいまうちきみの御あたりより 御歌給はりうちそへて宗匠号ゆるさせ たまひぬほけ人のよろこひ置ところなきこと おしはかり給ひなん此よろこひしたしう ましはれる??しも聞...
書簡

(春足宛て)五老書簡

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-2-2御強健御座候奉察居候然は一猿蟹の狂歌御あつめ おもしろく所々へ配り遣し候一此度二条御所様より 御哥給はり宗匠号 御ゆるし被下候爲披露 九月廿八日大のしニ於て 一會相企候處盛会ニて 大ニ面目を得候事ニ有...
書き物

二條御所様から「宗匠号」を「拝受」したおりの贈答歌 書き物

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-2-1咲そめて花めつらしき梅かえハ猶たをりてもみはやとそおもふ御返したをりてもかひあるへくもおもほへす老木のうめのいろかうすきは     六樹園語注・気付き○筆跡は同じ六樹園筆であるが、「咲きそめて」は二條...
短冊

抜足 狂歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑3-1-1(表)冬夜読書書をよむともとすれはや雪となりほたるとなりて見ゆる埋火 春足○読書の傍らに置かれた火鉢の埋み火の様子。あるところでは灰となって雪のように見えたりあるところでは灰が落ちて赤い火の色が見えた...
扇面・団扇

米庵書 落款

語注・気付き*市河米庵(1779-1858)は江戸時代後期の書家、漢詩人名は三亥、字は孔陽(wik)