短冊

高尚・田鶴丸・広海・古渡 狂歌短冊(四葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑4-12-1、4-12-2、4-12-3、4-12-4

 女柳の枝を
 ひかへてたてり
たをやめのかつらにせむと手にとれと
また色うすきあおやきの枝    高尚

なからへてことしもさくら見をるかと
花のおもハん老そはつかし   田鶴丸

 乞巧奠
二のまちはとりもよろハす柱をたてゝ
あつまひとつを机しろにて    広海

君わたる阿波の鳴門はしつかにて
なにたちさわく帰り風そも    古渡

語注・気づき

4-12-3 乞巧奠 二のまちはとりもよろハす柱をたてゝ/あつまひとつを机しろにて
*乞巧奠(きっこうでん)陰暦7月7日の行事。女子が手芸・裁縫などの上達を祈ったもの。もと中国の行事で、日本でも奈良時代、宮中の節会 (せちえ) としてとり入れられ、在来の棚機女 (たなばたつめ) の伝説や祓 (はら) えの行事と結びつき、民間にも普及して現在の七夕行事となった。(goo辞書)
*この歌、意図読めず

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