朝花
玄宗とあちらこちらに楊貴妃の
はなゆゑわれは朝おきもしつ 抜足
六月半はかり
江戸へゆく人のもとに
あつき日はあふき見てゆけ倒に
そらにかゝれる不二の白扇 抜足
寄すしてやとれる月の邪魔するも
やはり名におふ野辺の松虫 抜足
語注・気付き
3-52-1 玄宗とあちらこちらに楊貴妃の/はなゆゑわれは朝おきもしつ
*狂歌短冊3-56-3と同じ
3-52-2 あつき日はあふき見てゆけ倒に/そらにかゝれる不二の白扇
*狂歌短冊3-44-6と同案
朝花
玄宗とあちらこちらに楊貴妃の
はなゆゑわれは朝おきもしつ 抜足
六月半はかり
江戸へゆく人のもとに
あつき日はあふき見てゆけ倒に
そらにかゝれる不二の白扇 抜足
寄すしてやとれる月の邪魔するも
やはり名におふ野辺の松虫 抜足
3-52-1 玄宗とあちらこちらに楊貴妃の/はなゆゑわれは朝おきもしつ
*狂歌短冊3-56-3と同じ
3-52-2 あつき日はあふき見てゆけ倒に/そらにかゝれる不二の白扇
*狂歌短冊3-44-6と同案
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