すきものといはるゝもむへ雪のよも
いとはて寝やにかよふうめかゝ 抜足
夜梅
待人のありとはなしにねやの戸も
さゝてそあけぬうめかへる夜は 春足
道成寺まハすといふてうくひすに
いさやからなむ梅の花かさ 六々園
語注・気付き
3-51-1 すきものといはるゝもむへ雪のよも/いとはて寝やにかよふうめかゝ
*狂歌短冊3-27-5と同じ
3-51-3 道成寺まハすといふてうくひすに/いさやからなむ梅の花かさ
*いさやからなむ 借りたいものだ。長唄「娘道成寺」の「梅とさんさん桜は いづれ兄やら弟やら」の段、花笠を持って出るシーンあり。
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