尚々二?????
宜敷御伝達?奉存候
手前隠居も能々
申上候様申?候以上
幸便ニ一筆啓上
仕候追々(?)秋冷ニ向申
候処其地愈御揃
御安全ニ可被成御座候而
珎重ニ奉存候当方
弁右衛門様方始手前
御同堅ニ罷在候乍慮外
まつ意やすく思召可被下候
然ハ新荷物之儀も
当月十五日出来仕
早々積送可申候(と?)
手配仕候処
藍方(?)
御染所積出指
支右之仕合?レモ余程
延引ニ相成申候
いケ様一両日之内ニハ
積出相調可申候私方
荷物ハ売買ニ致
申故(?)猶以(?)隙取申候
此度藍玉八俵
(何か記号?)右之通積送
可申候則元附
別紙ニ相認メ達候
御帳面ニ御控置可被成候
右荷物も至極工合
宜布出来申候随分
正ミヲ込置候染上
之処かつかう能
参可申候猶其御地
??ヲ御出し候み(?)
御覧可被成追々出来
荷物積送り可申候
且亦金子之儀も
七月十七日出金弐拾五両
相達慥ニ受取申候
又々月末ニハ御下候も
可下候様ニ被仰下候其後ハ
いケゝ間違申候哉御状も
参不申候当地之儀も
葉藍仕入時分ニ御座候故(?)
金子甚指支居申候
御手元様金子七月末
八月早々ニハ御下し被下
候哉と奉存候ニ付引当ニ
いたし候処今迄
御状も参不申候扨々
御延引ニ而迷惑
いたし候随分御出精
被下金子御下可被下候
荷物之儀ハ御注文
次第ニ積入可申候金子
無?断御手配可申候
一久左衛門様盆後
早々御下り被成様ニ
伝承仕候此後も
いケゝ間違候哉いまた
御下りも無之右御様子
承度奉存候
一弁右衛門様手作藍
御ねすと被成候随分
生合之儀も相応ニ
相見へ候近日之内
玉成可申候其御地へ
御積被成筈ニ御座候先ハ
?替儀も無之
候得共右之段為
可得御意如此ニ御座候
恐惶謹言
橋本宇治右衛門 印
八月廿七日
春野園
五兵衛様
右与(京?)七様 かしこ
追啓此度は
甚指急キ申処(?)久左衛門様
別紙書達シ不申候間
乍慮外飛脚御伝達
頼奉存候 已上
語注・気付き
○この書簡は、次の文書(3-6-2)の内容から、春足さんが古反故の中からたまたま見つけた父(四代目橋本宇治右衛門)の手跡であることがわかる。春野屋に宛てた手紙がなぜ遠藤家に残されていたかについては不明。
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