あみの浦なる
くしら崎といへる
所に人々とあそひ
けるとき
きくを
波のうへに霞ハはれて
八十嶋の
松の色さへあらはれにけり
茂雅
はりまのやひゝきのなたに
真帆かけてとわたる舟の
行衛しらすも
うら哥あまたあり
こゝにはふき侍りぬ
語注・気付き
*はりまのや 播磨の。「や」は間投助詞
*ひゝきのなたに 響の灘に
*とわたる 渡っていく(進んでいく)
*しらすも 知らずも わからないことだなあ
あみの浦なる
くしら崎といへる
所に人々とあそひ
けるとき
きくを
波のうへに霞ハはれて
八十嶋の
松の色さへあらはれにけり
茂雅
はりまのやひゝきのなたに
真帆かけてとわたる舟の
行衛しらすも
うら哥あまたあり
こゝにはふき侍りぬ
*はりまのや 播磨の。「や」は間投助詞
*ひゝきのなたに 響の灘に
*とわたる 渡っていく(進んでいく)
*しらすも 知らずも わからないことだなあ
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