逢恋
別れてははなしたくなり逢見てハ
はなしともなききぬぎぬの袖 抜足
短冊ハとくふき散て風鈴は
さらに音せぬ風のすゝしさ 抜足
新町花
名にしおふ松の位にくらべては
けつく桜の花も深山木 抜足
語注・気付き
3-36-4 別れてははなしたくなり逢見てハ/はなしともなききぬぎぬの袖
*きぬぎぬ(後朝) 男女が共に寝た翌朝(旺古)
3-36-6 名にしおふ松の位にくらべては/けつく桜の花も深山木
*松の位 遊郭では松の位(太夫)が最高位。
逢恋
別れてははなしたくなり逢見てハ
はなしともなききぬぎぬの袖 抜足
短冊ハとくふき散て風鈴は
さらに音せぬ風のすゝしさ 抜足
新町花
名にしおふ松の位にくらべては
けつく桜の花も深山木 抜足
3-36-4 別れてははなしたくなり逢見てハ/はなしともなききぬぎぬの袖
*きぬぎぬ(後朝) 男女が共に寝た翌朝(旺古)
3-36-6 名にしおふ松の位にくらべては/けつく桜の花も深山木
*松の位 遊郭では松の位(太夫)が最高位。
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