わかとも六根園
ぬし藤垣の翁
のもとにものし
給ふよしきゝて
鶯の声をそへてやかへるらむ
さらてもたかき梅のにほひに 春足
師 君の
六十を賀奉りて
木ちふ?は八十にあれとも常葉なる
松の千とせにあえむ君かも 春足
鈴屋大人の
三十三回の
忌によミて/奉りける
三十時に三とせのむかししのひつゝ
みそ一もしをかきてまつりぬ 春足
語注・気付き
3-27-1 鶯の声をそへてやかへるらむ/さらてもたかき梅のにほひに 春足
*さらてもたかき そうでなくても高尚なあなたの教養の上に(ますますみがきがかかって帰ってくることだろう。)
3-27-3 三十時に三とせのむかししのひつゝ/みそ一もしをかきてまつりぬ 春足
*鈴屋大人の三十三回の忌 1832年に該当する(数え)
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