書簡

六々園宛て五老書簡 本居大平へ雅言集覧序文のお礼として水晶の印壺を送ったがまだ返事がこない 雅雄母からお礼として南畝秀言という本を送った

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-27-3

寒気甚敷御座候へ共
御強健之由愛度奉存候
本居氏へ少々の品上候様ニ
雅雄より申来り候間何も
めつらしき物も存寄り不申
水精之印壺を進上仕候但
いまた返書ハ来り不申候定而
相達候事?奉存候
雅雄が母殊之外大恩を感し
常々来り有かたかり候右母ゟ
南畝?(*)言と申書奉呈候
なにをかなと相談仕候へ共遠
方さし上候物も無之との事
よくよく小子より御執?いたし
くれ候やうニ申聞候其外
種々後便可申上候謹言
 十一月廿日  五老
六々園大人

尚々催馬企之一会皆々様
御出詠被下?小子も悦入候これも
此節番付等?出し御覧可被下候

*くさかんむりに「秀」の字

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