書き物

蜀山人 狂歌

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-10-1

てる月の
かゝミをぬいて
樽まくら
雪もこんこん
花もさけさけ
   蜀山人

気づき

○満月は鏡に例えられる。鏡とくれば酒飲みには月よりも鏡開き(「鏡を抜く」という)。雪もこんこん降れ、花も咲け咲け。(酒のコンコンと酒酒を掛ける)酒じゃ酒じゃ酒持ってこい。酒豪の蜀山人らしい一首。

コメント

タイトルとURLをコピーしました