短冊

三駄・哥哭・園丸・元有・弘器・唐麿 狂歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-67-1


葉桜の交れるさまハなつなかゆ?
あそふも花に七日正月  三駄

二軒茶や花の七日も七艸を
きをんはやしに豆腐切音  哥哭


水に移底もさかりのよしの川
とひ入蛙はなの魚ミむ  園丸

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-67-1

人に?の懺悔をさせてよしの山
いかでか花を雲とあさむく  元有

惜花
ちる花を惜む心にくらへては
誰でもなしの順の峯入  弘器

夏痩の小川の水をふとらせて
むなきもふらすゆふ立の雨  唐麿

語注・気づき

狂歌短冊六葉1-63-1につづいて江戸後期の狂歌狂文に関わった有名人の短冊である。「唐麿」は出版元の蔦屋重三郎(蔦重)の狂名。

夏痩の小川の水をふとらせて むなきもふらすゆふ立の雨  唐麿
*むなきはウナギのこと。【参考】うなぎは、古名「むなぎ」が転じた語で、「万葉集」などには「むなぎ」とあります。 むなぎの語源は諸説ありますが、「む」は「身」を意味し、「なぎ」は「長し(長い)」の「なが」からとする説が有力とされております。(うなぎの小話
*意味:夏痩せのように流れが細くなった小川の水を再び太らせて(大きくして)ウナギのような雨を降らせる夕立の雨よ
*仕掛け:夏痩せ 太らせ ウナギの縁語

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