書簡

遠藤宇治右衛門宛て本居左衛士書簡

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-6-1

一筆啓上仕候酷暑之節
御揃御??可被成候??珎重
奉賀候拙方無事居り申候乍慮外
御休意?可被下候(?)然は小子義勢地
同家ニ用ニ付三月下旬出立用事
相済候五月上旬ニ帰宅いたし申候
其後何も多??御無沙汰打過申候
一三月二十四日之貴書四月二日相届
申候右ハ御国人五?とか之由其上?ちよと
口答え斗り(にて?)申上候由右返事
定めて御待かね被成候事と奉存候
〇御詠草一巻 老父拝?
〇人麻呂神像 同賛
〇和歌の浦図一軸 同賛
右認出来申候ニ付今便返上申候
御落手可被下候近来は多用のうへ
老体長々しき物認事甚こまられ

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-6-1

申候小悴?に??乍然遠方折角
御差越し候事尚々御断も申かたく
認くれ申候義ニ御座候
一大雅書画  山水一軸
此?野へハ?石翁へ?定??
御頼之事を春石ハ野呂弟子
高弟ノ部ニ入り居申候前田無異と
申拙方ヘも入門いたし居申候仁ヘ向
相頼置申候所六月上旬出来申候
先方趣意ニ而裏ノ?へ極記出来申候
右ハ書法有りとか???問?く
画御頼之事右も承会申所此人も
??ニて大成ル物認出来不申候由
ニ付さ候ハゝ小横懸物ニ成ル程ノ品を
と頼込置申候証之義随分早くと
頼置申候へ共遅速?斗御座候
又々品にゟ早く出来可申候処もしれ不申候

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-6-1

右謝并ニ?地之事則前田
無異へ頼置候故鑑定御謝物
相届候由??別紙の?(きぬる)?斗被存候
?申????御差越し之??
?日?地?地ゟ御送被成候之外
及申候右届??之事前田
宗吾(俗名)無異(実名)有行(号)へ向御一筆
御頼越し可被成候さ候て手?
よろしからんと可存候此人も?人
ニて御座候先ハ右貴答方時候
御尋向かねて得貴意?如此
御座候猶期重便候頓首
       本居左衛士
       清島
七月四日
遠藤宇治右衛門様

気づき

○この書簡さっぱり分かりません。どなたかご助力を!

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