摺りもの

(賀茂)季鷹 長い詞書と狂歌一首 吾友の山梅干丸のために詠んだ歌か

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-58-2

秋の野ゝ千草もゝ草は
常のこと筆になれるを
吾友に山梅干丸は千世の
はしめの初春のあした
百々仕のひな哥をしも
よまれしはおのづからことし
よりをちの百千歳の在
か如くにこそハと春の
田の????秋の野の
?にかもたちまさりて
めて?くなんおほゆれは
重々一言??まゐらすとて
          季鷹

百草の言葉のはなの
くるひ咲来るひと毎に
えミさかえつゝ

語注・気付き

*賀茂季鷹 1754~1841 江戸時代中期から後期の国学者・歌人・神職。石川雅望の『雅言集覧』序文(源興詩・賀茂季鷹・遠藤春足・源剛)を叙している関係で付き合いがあったか?

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