摺りもの

立春謌と題する万葉仮名による長歌 源香久美

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-14-4

(ここには読みだけ提示する。本文は写真参照)
白雲の むか伏きわみ 春こそ来れ 谷ぐくの さ渡る
きわみ 春こそ立ち 春さり来ぬと 門ごとに 松植えべて
家ごとに 注連しめ引はへぬ 其門は 多くあれども 其家は
沢にあれども 乙女らは 手まりつかみて 小童こわらわ
も 浜矢手挟たばさみ 鏡なす 餅ひ備へて 深雪なす かれひ(乾飯?)食ひ
つつ 朝には 妻折りもたし 夕には 太刀取りはきて もののの 丈夫等ますらをたち
は 立春たつはるの 喜のばへ 手もと?る 山鳥の尾の しだりたる 尾張
の国の 名ぐはしき 名児屋なごやさとハ 見れど飽かぬかも

気づき

○どうやら名古屋賛歌のようである。

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