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長基 狂歌二首短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-28-4試筆歳暮すゝたれし難波のこやもさらへしてうら珎らしくむかふ初春思へとも移る心の花の春待はつらしと年や行らむ  長基語注*長基 不明。 「柳斎」の落款あり。
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狂歌短冊 署名なし

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-28-2折鶴の折々ゑ(?)か鳴して飛立ほとに恋しくそおもふ(署名無し)
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狂歌短冊 田鶴丸

撮影:四国大学 / 分類:手鑑1-25-4秋夕なくさむる柿もつれなしミひとつにゆふへ淋しき秋の木守  田鶴丸
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狂歌短冊四葉 飯盛

撮影:四国大学 / 分類:右から順に手鑑1-24-2、1-24-3、1-24-4、1-24-5つるはきに亀の尾さへそ出しける松根によりてこしをするとく 飯盛おひしける竹はみとりのはやしとてかくやひめてふぬす人も出つ 飯盛小人島汐みちくれは田...
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胤人 狂歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-46-4花吹や出す風呂敷包ひらくなよ西行さくら花の咲うち 胤人
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飯盛 狂歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-46-1よしはらを日の出ぬさきにいそくのはきのふむかへに来しみいらとり 飯盛気づき◯昨夜、旦那を迎えに来た番頭がそのまま居つづけの客となった。(すなわちミイラとりがミイラになった)という話。
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(蔦)唐丸 狂歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-45-4きぬきぬは瀬田の長橋長ひきて四つのたもとそはなれかねける  唐麿○唐麿 蔦唐丸 蔦屋重三郎 蔦重 寛延三年~寛政九年(1750-1797) 江戸後期の版元。狂歌名 蔦唐丸と号し、歌麿とともに吉原連に...
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(大江)広海 和歌または狂歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-45-1為君事容飾われなからおもひゆるしてまたさらにむかはまほしきまそかゝみかな 広海*まそかゝみ 「まそ」は「ますみ」の音変化、または、ととのっているものの意という。鏡をほめていう語。立派な鏡、また、よく...
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宿屋飯盛筆 狂歌短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-42-4恋わひてかへせし夜のころもとハひとやしらみのうハはひをする   飯盛気づき○うハはひ 「上這ひ」だろうか。
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本居大平筆 和歌(狂歌?)短冊

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-42-3年のはしめによめるきのふまてことことならすいそきゝてさらにおとろく今朝の初春   大平気づき○めずらしい本居大平の狂歌に近い和歌。もともと狂歌にも興味があったものと見える。