基礎資料

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六々園宛て五老書簡 「五十人一首」摺りにかかった 雅言集覧序文共板行出来校合中 用語「ふさに」についての質問に対する回答

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-28-1残暑ニ候へ共土用中よりもまさり候炎熱ニ有之候御多福御由之趣奉大慶候御文章一覧返上仕候いつれもいつれもおもしろく感心仕候五十人一首此ころ摺ニかゝりをり候四五日中ニハ出来候と存候雅言序文共板行出来仕り候...
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六々園宛て五老書簡 二度にわたり雅言集覧を送った 清音になるべきところに濁点を打った箇所があるので直しておいて欲しい

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-27-5御安?奉賀候然は先達而両度ニ集覧差出候相届候事と奉存候右之書濁るましきを濁り候所あまた有之候御消置可被下候くれくれ相煩(頼?)候右申上たく如此候以上十一月十八日      五老六々園大人気づき○濁点...
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六々園宛て大平書簡 尚々書きのみ

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-27-4尚々江戸の石川雅望ぬしよりも一??直々文通御座候印壺とかいふ角なる玉石もおくりくれられ申候且又よし原十二時とかいふ作書も見せに来り候おもしろき物御座候気づき○筆跡より差出人は本居大平と思われる。尚々...
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六々園宛て五老書簡 本居大平へ雅言集覧序文のお礼として水晶の印壺を送ったがまだ返事がこない 雅雄母からお礼として南畝秀言という本を送った

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-27-3寒気甚敷御座候へ共御強健之由愛度奉存候本居氏へ少々の品上候様ニ雅雄より申来り候間何もめつらしき物も存寄り不申水精之印壺を進上仕候但いまた返書ハ来り不申候定而相達候事?奉存候雅雄が母殊之外大恩を感し常...
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六々園宛て五老書簡 新築祝い狂歌会金一方受納

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-27-2冷気相増候処いよいよ御安泰之由奉察居候然は草堂造立一会企候処御近所御作とも御集被下殊ニ御悦被下金一方御授被下毎度之御厚意奉感謝候來十月朔日わたましの小集仕り詠草も披講仕り候御近所ならハ是非御?段も預...
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六々園宛て六樹園書簡 新歳御祝春足より金百疋、春足社中より二百疋受納 「柳の御詠」二月十三日の会で披講予定 百人一首の南北は至極不埒者 当春江戸火災おだやかならず

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-26-2新歳御祝何方も御同前奉存候御万福御由奉賀候然ハ発会柳之御詠御連中方より御贈被下御厚意万々奉謝候付而金百匹   尊君より金二百匹 綾丸君 右隺君 朶?軒君早丸君 其粦君 器小君?仙君 作丸君 扇守君目...
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六々園宛て五老書簡 一曲亭未だ来訪せず 雅言集覧四部追加注文 文章の添削 雅望の新居は霊岸島清澄宅裏へ新築予定 ご協力を

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-26-1三月十四日之貴書到着奉拝誦候御安清大慶仕候然は一曲亭御主人江戸御出附之旨被仰下相待罷在候処四五日以前御使ニて見事の鯛御贈被下候而一両日中枉駕之旨被仰下候へ共今以御出無之候日々相待罷在候へ共御さたなし...
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六々園宛て五老書簡 春足社中の「柳の御詠」と目録の金子三百疋受納 春足からの賀正の目録受納 その礼状を八丁堀の春足のお店に送ったが到着が遅れているらしい 百人一首の南北という奴に対する怒り 他

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-25-4三月十七日之貴書四月五日到着拝誦仕候暖気相催候処御平安御由愛度被存候然は本冬御さし立被下候御社中柳の御詠及御目録之金子両様三百匹其後ニ後尊君儀より賀正之御目録是又慥ニ相届重々忝奉存候右は其節すぐニあ...
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六樹園 五言絶句 遊女

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-25-3通人遊女町唐犬額千金断指為相贈傾城一片心        六樹園 印語注*唐犬 中国から舶来の狩猟犬。唐犬額の略。(日本国大)気づき○通人・遊女の町/唐犬 額千金/指を断つは相贈るがため/傾城 一片の...
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六樹園 五言絶句 大名行列の奴

撮影:四国大学 / 分類:手鑑2-25-2千駄行列中一本竹光刀不辱奴尻黒高振大鳥毛   五老 印気づき○千駄 行列の中/一本の竹光刀/辱かしめず 奴の尻の黒きを 高く振る 大鳥毛 とでも読むのだろうか。大名行列の奴が毛槍を振り立てて通る様か...