春曙
花鳥に今目かさめた是まての
あさ寝くやしき春の曙 田鶴丸
別恋
本望をとけしそひ寝もけさはまた
かねをかたきとおもふ別路 一九
とりどりに語るうはさのいふかしと
きけば去年の初本とゝきて 古渡
大津絵に鬼の/念仏したるに
眼にみえぬ人の心そおそろしき
ころもを着ても鬼ハおに也 季鷹
徳田武氏ご教示分
別恋(別るる恋)
本望をとげし添い寝も今朝はまた
かねをかたきとおもふ別れや(?)
一九
◯金が続かなくて朝帰りせざるを得ない
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