2024-08

短冊

春足(抜足・六々園) 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-42-4、3-42-5、3-42-6  春興玄宗や楚王に見せばいかならむやうきひさくら青柳のこし   抜足 雪をみな児の馬ともなれる竹杖に道をゝしへてもらふ雪の日  六々園 柳桜交枝美髯公のくちひけな...
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春足(抜足) 狂歌短冊(三葉)

collection-book-3-42-1  月前梅露にやとる月の桂の紅葉をもふみわけてなく秋のさを鹿   抜足この花の尺をとらんとものさしの鯨もいつる藤浪の中      抜足 菫春日野のすみれつまんと弁當のきしゐにわれは一夜寝ぬなり  ...
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春足(抜足) 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-41-4、3-41-5、3-41-6  藤のゝ雉子の莫耶のけんとなけるころ紫雲と見ゆる藤の花房     抜足 藤短冊をかゝんとすれハかけ見えてすゝりのうみもさわく藤浪   抜足 新町にて桜を見て咲く花...
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春足(抜足・雲多楼) 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-41-1、3-41-2、3-41-3  桜唐土の海棠なとにくらへてはけに提灯とつりかねさくら   抜足柏木の右衛門さくらに直そひてかせにむつるゝから猫柳    抜足 名所雪駒とめて駄賃を拂ふ陰もなしさ...
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春足(六々園・抜足)・?? 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-40-4、3-40-5、3-40-6  ??いひよれはいやのやの字にむすひたる帯見よとてやうしろむく君   六々園 桜唐土の海棠なとにくらへてはけに提灯とつりかねさくら    抜足新町の/松の値に/く...
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春足(抜足) 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-40-1、3-40-2、3-40-3  梅風なかくに木のもと遠くなるそともしらておひゆく風のうめかゝ  春足 不盡我國を君子といふは蓮にも似るてふふしのあれはなるへし 春足 逢恋日本はおろか逢夜はハ君...
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春足(雲多楼・鼻垂) 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-39-4、3-39-5、3-39-6  桜短冊のその大鷹を手にすゑてさくら狩行春のみや人    雲多楼 廓花吉原はよしのよりまたうへさくらはなかんさしも人目千本   雲多楼 紅葉腸をたつとふ猿のさけふ...
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春足(抜足) 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-39-1、3-39-2、3-39-3  桜いにしへの雨はしらねと小町てふさくらは今も雪をふらせり   抜足 河豚喰ひなはさそあたゝかにならうそとまつわたをぬく鰒の手料理   抜足山吹の花のころにもほと...
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春足(抜足) 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-38-4、3-38-5、3-38-6  柳源氏なる若菜摘ころ鞠よりもかせにくるへる唐猫柳     抜足 よし原にて日本がひとつによるのとこの客さつまもあれは奥州もあり   抜足 月前鹿露にやとる月の桂...
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春足(抜足) 狂歌短冊(三葉)

撮影:四国大学 / 分類:右から手鑑3-38-1、3-38-2、3-38-3  職人盡歌合を よみ???我わさのことはわすれてうき名をハたかふれけんと人をうらみつ  春足 九月尽紅葉のにしきを風のおくりてもとまらて秋は千里独行     抜足...