納涼
舟涼し橋のしたとふかハほりと
ミなミな月の夕かけの不二 俊満
卯?はかり/よしの川を/くたりに
水こえて鮨と化す葉もありぬへし
あはのよし野の川添柳 米人
柳間鶯
木?たへはほたりと落て鶯の
ぬはぬ椿もかふる花笠 千(?)影
花
をらぬかとつれ尋ぬれはならぬそと
聞ちかへたる花の山守 占正
華
よきてふねといゝしも今ハ其山の
嵐の名にも花ハちらすな ?山
華
酒樽もかたむく日あしもしら雲に
月よ雪よとほめてミるはな 自然坊
華
花さかり禁制札は立ねとも
風の?雨のあしは御無用 自然坊
花
桜陰仮に出茶屋もこゝろみの
さかに移せる花の清滝 巨宝
花
雪とみゆ花のさかりのよし野山
ふところにして出すな風の手 強気
うるさきハ風のミならで哥人に
詠ちらさるゝ山桜花 峯山
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