山家のこゝろをよめる
宣長
世のうきことハのかれすむ
柴のあミ戸もさすか又嵐の
音の身にしみて都こひ
しき山のおく
語注・気付き
○「世の憂きことをのがれ山の奥に柴の戸の庵を結び隠栖したものの、山から吹き下ろす風の音を聞いているとさすが身にしみて都のことが恋しく思われることだ」という意味の今様(七・五・七・五)歌。
山家のこゝろをよめる
宣長
世のうきことハのかれすむ
柴のあミ戸もさすか又嵐の
音の身にしみて都こひ
しき山のおく
○「世の憂きことをのがれ山の奥に柴の戸の庵を結び隠栖したものの、山から吹き下ろす風の音を聞いているとさすが身にしみて都のことが恋しく思われることだ」という意味の今様(七・五・七・五)歌。
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